こどもがいるとこ、み〜んなかぞく! ③
どこよりも居心地がよくて、飽きない家
こどもが居る空間って、
幸せいっぱいの気持ちになりますよね〜
また、こどもの明るい無邪気に笑う声を聞いていると、まるでムチムチな赤ちゃんの笑顔のようになったりして…(笑)
先日、知人の案内で沖縄の南部にある森の中へ森林浴!
そこには、旧部落の跡があり、そこには大きな年輪を重ねた大樹が天高く伸び、枝を大きく四方へ伸ばして、まるで私たちが手を横に伸ばし胸を張って深呼吸して居る感じかなぁ〜
そのような大樹が、至る所に枝を重ねながら存在していた!
その大樹の間から、こぼれ日が周りを照らしている。
すごく心地いい空間である。
そこには、高いところから水の流れが…
様々な生き物たちが、心地良さそうに住んでいる。
その知人は、実はこの森の持ち主!
この空間を使って、小屋を作ったり、ブランコを大樹の太い枝に!カズラのツルを編み合わせて、見事にブランコを作り上げていた!
森の持ち主曰く、自然に戯れるこどもの居場所を作りたい。知恵を貸して欲しいと案内されたのであるが、本当に空気が美味しい心地いい空間!
その場から、離れたくない居場所でした!
やはり、木のある空間はいいなぁと感じました。
こどものスペースをつくろう!
ある小学校の支援学級ではありましたが、新学期が始まり時期が過ぎても、こどもが落ち着かず、どうしたらいいか分からない!と私へ相談があった!
どうしても、何かがあるだろうと…その担当の先生はお話をされていて…
授業風景をのぞかせてもらいました。
やはり、落ち着きがなく困っている様子でした!
しかし、困っているのは…こどもたちも同じように感じた!
互いに同じ思いをしている!
それならと思い、先生にお願いしこどもたちに声かけして、『鬼ごっこ』しながら『かくれんぼ』を…そしたら、こどもらが面白い動きをしてきました!
並べてある机を動かして、棚を横に寄せて、カーテンをグルグル巻いて…
白板を壁から外して壁がわりにしたり、本当に天真爛漫な動きに先生も目が点…
大人の動きやすい、よかれとした部屋づくりが、『こどもの居やすさ!』を
少しばかり『生活しにくい場所』になっていたようです。
『こどもの居場所』を改めて写真を撮り、しばらくそのままで授業!
そして、こどもたちと相談して『居やすい』、『授業がしやすい』互いの部屋づくりをしたら、こどもらが落ち着いて、
楽しい生活しやすい居場所!が出来上がり!
キーワードは、
先生が物を動かして配置を変えてしまったこと!
物がありすぎること!
彼らのかくれるスペースを排除してしまった!
それを、こどもらと先生が互いに生活をしやすい居場所を作った事で、落ち着きが取り戻せたのです!
部屋づくりは何のため?誰のため?
部屋を整える本当の目的って何なんでしょうか?
こどもが本当に心地よい住環境とはどんなものか?
どこでも、頭を悩ませる課題ですよね!
素材選び、色の配置、あかりや明るさ…などがありますよね!
ふと、そのような事を考えながら…
先ほどゆいレールに乗っていると、数組の赤ちゃん連れの親子が私を囲んで周りにいる。
赤ちゃんの笑顔っていいですよね〜〜
ムチムチのプルンプルンの肌が赤ちゃんの特権だったりする…
耳をすませた訳(笑)ではないが、お母さんたちの話し声が…
赤ちゃんのあせもやオムツかぶれ、アトピーなどなど…赤ちゃんにまつわる肌の悩み!でした。
その雰囲気が頭から離れずにいながら、
部屋づくりってどうなんだろう?と考えていたら…
またまた、ガテン!
部屋づくりの工夫は、赤ちゃんのスキンケアと一緒だと思いました!
赤ちゃんのスキンケアにも、空間づくりだったり、赤ちゃんの肌のデリケートなケア、充分な栄養、生活のリズム、肌にあう素材だったりしますよね!
部屋づくりをする上でも、
柔らかな本物の自然に近い素材を使った部屋づくり!
木と思っても、実際はビニール製の壁や床だったり!
汚れにくく長持ちする!と商品ピーアールがしっかりされて広告がうたわれていたりする。(それが悪いとは言っていませんょ〜誤解なく)
実際は、素材の質には木材にはかなわない!
質とは、自分と質が同じものには『好感』(無意識)を感じますよね〜。
逆に、自分と質が違う、異なってしまうものには『違和感や反感』(意識が自分を守るために動いてしまう、逃げてしまう)。
この『好感』を育ててあげるのも大人の責務がありますよね!
素材は、『好感』の質なのかもしれないですね!
大地こども園では、その素材をとことん追求して、部屋空間に『本物』にこだわり『木材』を使って部屋づくりをしている!
こどもの過ごす空間の色は、まぁ!センスもあるし、こだわりもあるし、飾るものの色だったり…色色と色である。
『こどもの気持ちの色』が映える色空間だったら最高ですよね〜〜。
『子供らしさを引き出し』てあげられる色空間だったらいいね〜。
一番は、ご両親、大人が落ち着く色がいいのかもしれないと考えています。
大人が落ち着けば、自ずと、こどもも落ち着く!
白は主張が強い色ですよね!
淡い色、濃い色…空間で感じると、空間の広がりを感じさせますよね〜〜
カラーセラピーでは、色の三原色で見たときに…
黄色は、元気・動き・光・賑やか
青色は、静か・広がり・冷たい・思考
赤色は、暖かさ、エネルギー、燃える
組み合わせ!センスですよね〜〜(笑)
組み合わせは、
家具や飾るものなどの色合いもみないといけない重要なポイントですよね!
大地こども園では、木の素材の色が主になっていますが、四季折々の飾り付けやこどものアート、食材…の色が映える善きバランスをとっている!
また、カーテンが濃ゆくもなく、薄くでもない…
外の日差しがほのかに静かに差し込む素材の静かなピンク色である!
朝の日差しが窓からこぼれるような明るさ、
夜は暗くメリハリがつけられる『あかり空間』が生活空間にあれば、息苦しくなくホッとできますよね!
朝の日差しがこどもの成長にも大切とよく言われます。同じ日差しでも、西寄り東寄りの光が植物も成長するのはそのためかなぁ〜⁈
部屋のあかるさはこどもを元気にもしますよね!
蛍光灯の白色よりも、ランプの電球のような暖かさを感じる橙色もいいですよね!
あくまでも、照明は場をつくるものですから、あかりがあれば充分ですよね!
闇の暗さのロウソクのようなあかりでは、怖くもなりますよね(笑)
大地こども園は、外からの光が満遍なく入ってくる!明るい部屋空間!
窓には、全てピンクのカーテンが統一されていて、外からの光がピンクのカーテンを通りぬけ優しい静かなあかり空間を演じている!
部屋づくりは、感覚といわれています!
互いに『自分らしく居られる場所』空間になれば、こどもも大人も『安心』して居られる場所になれると思います。
『ここにいるよ!』
と思える場所になれば一番いいですよね!
引き続き、大地こどもたちのアートの世界紹介していきますね!
何かのヒントになればいいですね!