こどもがいるとこ、み〜んなかぞく ! ①
小さなこどもと過ごすための居場所づくり
こどもが笑顔で遊んでる姿を見ていると、ホッとしますよね!
こちらも顔が緩んで、微笑んでくるんだよなぁ〜
不思議ですよね〜〜
最近、沖縄の北部に行ってきた。
やはり、都会に住んでいると息抜きするために出かけたくなる!
那覇の都会に居ても、何かあれば何かを気にしてしまい、落ち着かない自分がいる。
北部まで来ると、流石に何か思い出しても戻れない。諦めるしかない!
それくらい、何かを気にすることなく過ごしたいと思う時には、北部へ気ままに車を走らせれば気晴らしにもなる。
その気晴らしに北部の雄大な景色、自然が心潤す!
その山の雄大さが、気持ちを大きくもしてくれる!
でも、沖縄の山と言われる大きさは、丘の次に表記される岳なんだって!
丘の下から山が隆起した岳、岳が隆起して大きくなったのが、山なんだ!と、こどもに教えてもらった事を思い出し、一人笑ってしまった。(笑)
その岳(やま)が雄大で、心がおおきくなる感じになる!
そのくらい、自然は心を浄化し潤し、勇気を抱かせてくれる!
最近、こどもの現場から一年あまり離れている。
そろそろ、こどもの無邪気な笑顔や声が懐かしくなって、気持ちがうずいている!
私のこどもとの関わり方(保育感)は、
何でもいいさ〜何でもやってごらん!なんです(笑)
賛否はありますが…
ありのままのこどもの遊び、育む姿が好きなんです(笑)
その時の、こどもの何気ない真剣な眼差しが微笑ましく好きなんです(笑)
私が北部へ行って、気ままに気晴らしするくらいに、ホッとする瞬間で…
この時空間がたまらない(笑)
都会のど真ん中にある小さな居場所!
最近、ある無認可の保育園に行く機会があったんです。
私の後輩の運営する保育園!
素直に何もないんです!(笑)
そう言ってしまうとお叱りがあるかなぁ(笑)
本当にないんです!
部屋は他の保育施設の様に、壁も床も木材で作られている、家!である。
窓には、ピンク色のカーテン!
昼間の日差しがカーテン越しからやさしく差し込んでいる!
窓からは、やさしく吹く風にピンクのカーテンがなびいて心地いい!
こどもらが、木の机、木の椅子に座って微笑み戯れている!
何もないのに、居心地がいい!
なんだろう!
普通の小さな保育施設でも、遊具が庭園や部屋にあって、勇ましく遊び戯れる姿があるが、この場所には遊具がない!
ないのです。
でも、どの子もこどもらしい笑顔や声、遊び戯れる姿が微笑ましいのです!
那覇の空港に近い住宅地!
那覇のど真ん中にその場所はある
この小さな保育施設!
「大地こども園」…という小さな居場所!…と名付けたい程の保育園!
でも、都会の住宅地にありながら、森の中の居場所!とも言いたくなるくらいの居心地!
だから、こどもらが自然体でほのぼのしてるんだよね!
こどもたちは、園内にあるものを遊ぶ『道具』として自然遊びをして、『身体と心』を自ら育んでいるんですよね〜〜
私が感じる、何でもやってごらん!と言わんばかりに、今のこども達に必要な『育ち』を実践している園がここにありました!
私の探し求めていた保育施設がここにありました!
改めて、『大地こども園』
お庭の砂場で裸足ではしゃぎ回っているこどもを見ても、他の認可園のこども達と変わらぬ『こどもらしさ』を感じさせる。
朝の会では、虫やお花が顔出しそうな雰囲気で、手遊びやお話し、季節感のある絵本の読み聞かせをしたり、たわいもない自然の中にごろ〜としているような雰囲気がいい!自然をお友達にしている様な『こころ』を感じる!
室内にも季節感を感じらる様に、小さな植物が飾られていて、グロッケンを奏でながら朝の会は語り会している!
『自然がこどもの学び舎』のように感じるいい居心地!
朝と帰りの会、お昼ご飯以外は基本は外遊びが基本!
部屋遊びもちゃんとありますよ!
こども園の目の前には、那覇市を見下ろせる緑地のある公園がすぐ近くに…
野草をこどもらの個性で草遊び!
暑い日は、水遊びも!
みな、いい顔している!
自然遊びだけでは、飽きちゃわない…
と思うかもしれませんが、こどものいい顔見ればふれあいの楽しさが一目瞭然!
みな、いい顔していますね〜
四季があるように、こどもの育む時間は『ゆっくり』でいいんです。
できないことがあると、躊躇やためらいも…
今年、苦手だったことも来年、再来年と時が『ゆるり』とチャレンジすればいいさ〜ってね!
こどもの『育ち』は植物の成長と一緒で、毎年繰り返すが、見違えるほど凛々しく立派な幹や枝ぶりになっている。同じだといつも思うことだ!
ゆっくり『焦らず見守る』大地こども園!
こども達は、自分の力量を分かっていて、ジャングルジムや滑り台などの遊具は、誰でも登れる様に作られています!
でも自然はそうではありません!
だからこそ、こども自身で自分の力が分かるし、もっと『チャレンジ』してみたくなるのでしょう!
自発的な遊びが、自分の『やる気や遊ぶ知恵』を覚え、いつしか目指したい自分の姿に近づいて…
自然から様々な事を『学んで感じ』ていく…
それらは、こどもらの『感性』や『呼応』していくと共に…
こどものこころを『動かし』、『行動への意欲』や『想像力』、『観察力』…
それを勇んで気持ちを伝える『ことばの表現』につながっている。
これらのこどもたちに『必要な力』は、自然の中にヒントがいっぱい《かくれんぼ》している!
こどもたちはみんな、最初から外遊びが得意だったわけではない…
虫が怖い子、坂が怖い子、木登りが苦手な子、歩くのが嫌な子、走るのが嫌な子、暑いのが嫌いな子…自然をどのように遊んだらいいか分からない子、動いていいか分からない子、立ち尽くす子…最初から外が好きだった訳ではないようだ!
だけど、無理強いはしない…
poco a poco!(沖縄語よんな〜よんな〜)ゆっくりゆっくり焦らずゆっくり…
卒園までの時が、どう変化したかが大切だと。
自分と他児との違いが分かってくるから、自分の力を試したくもなるのかもしれない!
そして、自然と何度も『繰り返しを試し』て、ゆっくりと『身体と心』ができあがっていくんだと感じる!
あの有名な絵本!エリックカールの「はらぺこあおむし🐛」のように…
まるで、小さな種から芽吹いて、若木になって季節を歩んで立派な大樹になりました〜!というかの様に、『育む』一歩が『成長』していくかもしれないと、
大地こども園の園長、金城美和先生のこどもに対する『心意気』を感じてやまない!
こどもらは、幸せだね〜〜。
大地こども園には『小さい居場所』ながらに、まだまだ紹介しきれない『何か』が…
次回に持ち越しだ〜〜!